アドリブソロと作曲に使える音楽理論 その0 ―はじめに―

音楽理論」という言葉に、どんな印象をお持ちでしょうか?

『なんか難しそう』『気楽に音を楽しみたいなら、わざわざやらなくてもいい』――
そんな印象のかたも多いかもしれません。

でも、英語に訳すると、「Music Theory」となります。
「セオリー」という言葉だと、日本では『定番のやりかた』のようなニュアンスで使われていませんか?
私はこちらの方が音楽理論というものを表している気がします。

「気持ち良い音の組み合わせの定番」を昔からミュージシャン達が探っていって蓄積された知識が、音楽理論なのです。
ですから、必死で自力で音を探すより、まとめて学んでしまった方が「楽」なのです。

このサイトでは、音の本当の基礎中の基礎のところから始めて、ジャズセッションにそこそこ対応できるレベルまでを丁寧に解説していきたいと思います。
大ヒット曲にも、たまにジャズ理論の応用が使われていたりするので、守備範囲として持っていて損はありませんよ!

特にギターソロ、ほかサックス等のソロ、そしてオリジナル曲の作曲に使いたいという需要が高いと思い、「アドリブソロと作曲に使える」と題し、ある程度その用途に合わせた解説にしてゆきます。
が、もちろん、他の楽器・場面でも大いに役立ちます。バンドで弾く際にちょっと飾りを加えられるようになる、『耳コピ』が正確に手早くできるようになる、などなど。

また、「斬新な音楽をやりたい!」という野望を持った人もいるでしょう。
それには、理論を学ばないで自由に作ったほうが斬新になるのではないか、と考えるかたもいるでしょう。しかし、よほどの天才でない限り、『勘』で作った音楽はいつの間にか理論に沿ってしまいます。今まで聴いてきたものに影響されるからです。
それよりも、『定番を知り尽くした』あと、それを『わざと外す』ことで斬新な音楽を作れる可能性が高まります。避けずにぶつかってみてください。

前置きが長くなりましたが、では、一緒に「近道」を辿ってゆきましょう。
ひとつ注意を。鍵盤楽器がメインの奏者でなくても、勉強の時はどんなに安物でもよいので、キーボードを使ったほうが理解しやすくなります。是非ご用意ください。

その1-1 スケールとは

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